こんにちは、27歳フリーランスのことね(@engineer_kossan)です。
コロナの第二波も怖いので、まだまだおうち時間を満喫しています。
私は、昨年までエンジニアとして企業に勤めておりました。
現代はIT革命、AI革命により、エンジニアを目指す人が多くなっているなという印象があります。
プログラミングスクールが乱立し、未経験からエンジニアを目指している方々も数多く見受けられます。
またまたIT人材が不足しているという話もありますからね。
しかし、私はある出来事がきっかけで
「私はエンジニアでい続けることはできない」
そう確信したため、副業を始め、副業で稼いで脱サラしました。
今日は、私はIT人材が不足している真っ只中なのにエンジニアを辞めた理由に関してお伝えしていきます。
プログラミングとの出会いは大学の授業
エンジニアを辞めた理由より先にエンジニアになろうと思ったきっかけについて先にお伝えいたしますね。
私は大学時代は理系の学部に所属しておりました。
授業でプログラミングの授業がありました。C言語の授業でした。
初めて授業を受けて、コードを書いたとき、正直
「え?全然わかんないんだけど。これの何が面白いの?」
と思いました。
でも、プログラミングのことをいろいろ調べていくうちに
プログラミングは
- ホームページを作ることができる
- WEBサイトを作ることができる
- 将来エンジニアになることは需要がある
ということを知りました。
大学ではC言語しか教われなかったので、別のところで学ぼうと思い
- エンジニアインターン
- プログラミングスクール
- デザインスクール
などを通じて、プログラミングを学びました。
その後、就職の時期となり、コンサルティングファームなど他業種の就職も考えましたが、
「エンジニアって食いっぱぐれないっていうし、今までいろいろやってきたからそのままエンジニアになろうかな」
「あんまり人と話すの得意じゃないし、エンジニアなら人と話さずにパソコンと向き合っていれば仕事になるんなら向いてるかも」
という安易な気持ちでそのままエンジニアになりました。
エンジニアとして就職して
エンジニアとして就職して気がついたことは
思ったよりコミュニケーションスキルが求められているということでした。
私は元々コミュニケーションに自信がなく、人と話すことが苦手でした。
エンジニアは自分の仕事さえできればいいと思っていましたが、細かい仕様の確認だったり、お客さんとの打ち合わせだったりで、話すことは思っていたより多かったです。
また、一番感じたことは
勉強量が凄まじく多い!
ということでした。
日々技術が革新していく世の中。
勉強スピードよりも技術革新の方が圧倒的に早いです。
仕事をこなしながら、技術的な勉強を進めていくのは
本当に技術が大好きで業務時間以外もプログラムを書いているような技術オタクの人であれば問題なく進めていけると思うのですが、
私のような、需要があるし、何となくエンジニアになった人間には苦痛でした。
エンジニアを辞めようと思った決定的な出来事

勉強は何とか我慢し続ければできるかな。そう思って日々勉強を続けていました。
でも、「あ、私エンジニア辞めよう」そう思った決定的な出来事がありました。
エンジニアとして勤め始めて1年半が経ったある日
「今日ちょっと採用面談があるから、行ってきて」
そう上司に言われて、採用面談の会場に向かいました。
普通に考えたら、少し先輩として、学生たちの面談をするのかなと思うはずです。
ですが、その採用面談は少し違いました。
相手は学生ではあったのですが、全員が東南アジアの学生だったのです。
東南アジアの学生が優秀だってことは耳にしたことがありました。
でも実際採用面談をしていると
- 英語がペラペラ
- 日本語も検定を受けて勉強をしている
- 学生時代からチーム開発経験がある
- 技術に対して貪欲な姿勢がある
- 日本に対して好印象を持っている
学生たちばかりでした。
なぜ東南アジアの学生たちが日本企業の採用面談にきているのかを聞くと
東南アジア、例えばインドの本当のトップの学生たちは、いわゆるGAFAと言われる、アメリカの大企業に就職していきます。
トップではないにせよ、日本の大学よりも偏差値の高い学生たちはアメリカには就職はできません。
しかし、地元には大した就職先がないのです。
そうなったときに日本や中国に就職をしにきているということでした。
自分が採用側に立った時に
- 地元で働くより給料が高いから真面目に働く
- 英語ができる
- 日本語も勉強してきている
- 技術に対して貪欲に学んできている
- 日本が好き
と言った東南アジアの学生と
- 何となく需要がありそうだからエンジニアになった
- 英語はできない
- 技術を学ぶのが辛いと思っている
私とどっちを取りたいかなと思った時に、圧倒的に前者だなと思いました。
そして、今から東南アジアの学生たちと戦うことを考えた時に
絶対に勝てない。そう思いました。
東南アジアの学生たちに打ち勝つ方法

東南アジアの学生たちの採用面談を通じて
彼らと真っ向勝負しても勝てないことが頭で理解できました。
しかし、私自身日本という市場で生き残っていくためには戦っていかなければいけないことはわかりました。
そこで感じたことは
技術で戦っては勝てない。自分の市場価値を高めるには別の形で勝負しなければならない
ということでした。
その中で
エンジニアになろう!と思う人たちはみな技術を学ぼうとまず考える。
でも、技術がなくても極論営業力さえあれば、仕事には困らないのではないか。
技術の視点しかないから、技術で戦ったら負けてしまうわけで。
技術が好きな人たちにエンジニアとして働くのは任せて、
営業力を磨いていけば、エンジニアと企業を繋ぐことはできるのではないか。
そして、繋ぐ人材が足りていないからIT業界は人不足と騒がれているのではないか。
そう感じました。
技術力ではなく営業力を磨いた
そこから、技術力を磨くのではなく、営業力を磨き始めました。
元々人と話すのが苦手だった私です。かなり苦労しました。
でも、営業力さえあればどの業界でもやっていける。
そう確信し、昼夜問わず睡眠時間も削って営業力を磨きました。
営業力を磨いて脱サラ
副業として営業をして3ヶ月。
会社員の給料を大きく超えたので思い切って脱サラしました。
それが1年3ヶ月前の話です。
まとめ
私がエンジニアをやめたのは
- 東南アジアの学生に技術では勝てない
- 私が技術の勉強をし続けることに限界を感じた
- 自分の市場価値を高めるために技術力ではなく営業力を身につけた
からです。
エンジニアを目指している人々も多いと思いますし、すぐすぐに東南アジアの人材やAIに置き換わるわけではないとは思います。
しかし、すでに少しずつ置き換わっている現状は確かにあります。
あなたでなければいけない。そう思われる市場価値を身につけていくことがこれからの時代は必要となってきます。
エンジニアになれば将来安泰と思っている人がいたらそれは間違いだと思います。
ぜひエンジニアを目指そうと思っている方々に参考になればと思います。
ではでは。